「永々棟のひなまつり」で京の伝統産業わかば会実演販売会を開催

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2020.1.31

京都を彩る古き建築に愛らしい雛人形と京の若手職人たちの技が光る作品がならぶ

2月28日（金）〜3月29日（日）の金土日、北野天満宮近くの古民家ギャラリー「平野の家わざ永々棟」で「永々棟のひなまつり」が開催されます。

期間中、2月28日（金）〜3月8日(日）の金土日期間限定で、「京の伝統産業わかば会（以下わかば会）」が実演販売会を開催、竹笹堂摺師の森愛鐘が自身の作品や竹笹堂木版摺り商品を出品し、実演も行います。

今回の企画では、春の訪れにあわせて、永々棟所蔵の江戸から現代までのさまざまな雛人形や精巧に作られた雛調度などが展示されます。関連イベントとして、邦楽演奏やお茶席なども行われます。
また、期間限定で同時開催されるわかば会による実演販売会では、所属する気鋭の若手職人によるひなまつりにまつわる作品等が展示販売されます。期間中、職人が交代で在廊、実演が行われる日もあり、伝統工芸の技を間近に見学することができます。

日本画家・山下竹斎の邸宅兼アトリエとして大正15年に建てられた木造建築である「平野の家わざ永々棟」は、古き良きの時代が香る建築として再生・保全され、現在は京都の文化振興ならびに優れた京の手仕事と文化の香り高い美意識をはぐくむ場として活用されています。

大正時代の雰囲気が残る数奇屋建築で、春の京都を彩るはんなりとした雛の世界と細やかな技が光る工芸品を楽しみに、ぜひ会場へ足をお運びください。