「杉本家住宅」大規模修理CF 返礼品の木版摺りを担当
商家の歴史を伝える版木を用いた返礼品の数々
京都市中心部に残る伝統的な京町家建築で国の重要文化財に指定されている「杉本家住宅」が、大屋根葺(ふ)き替え工事のため、クラウドファンディングを開始されました。明治3年(1870)の再建から築約150年が経過し傷んだ大屋根の葺き替えなど大規模修理のため寄付金を募り、その工事費の一部に充てられます。
今回、竹笹堂は、杉本家に残る版木を用いた返礼品の木版手摺りを担当しました。実際に江戸時代に使われていた古版木は、現在まで大切に保管されており、再び摺るにもよい状態でした。「摺りもの」が、杉本家が守ってこられた歴史・文化や想いが伝わる一端となればとの願いから返礼品に選ばれました。
次の150年に繋げるためのクラウドファンディングは、5月31日まで支援を募っておられます。
この記事を読んだ方におすすめの関連記事