広重「京都名所之内」オリジナルカラー作品をクロスホテル京都へ納品
古典浮世絵を5代目摺師・木版画作家竹中健司がスタイリッシュな意匠に
竹笹堂は、京都・河原町三条に立地するクロスホテル京都に、レストラン&バー「KIHARU Brasserie(キハル ブラッセリー)」の壁面を飾る浮世絵木版画「歌川広重 京都名所之内 竹中健司オリジナルカラー版」を納品しました。
クロスホテル京都は2018年9月に開業した「カジュアル ラグジュアリー」をサービスコンセプトとしたスタイリッシュなホテル。その1階にあるレストラン&バー「KIHARU Brasserie」は、シーンによって幅広く利用できるようエリアごとにデザインされ、インテリアには、長年、京劇ドリームボウルとして愛されてきた記憶や京都や日本、世界の歴史を刻んだアンティークな小物、古地図、この土地の記憶を伝えるポップアートなど、ノスタルジーを感じさせるアートワークが配置されています。
開業1周年を迎えるにあたり、ダイニングエリアに新たなアートワークの追加が計画され、竹中健司は伝統的な浮世絵版木を用いた新しい試みを提案し採用されました。
今回制作した浮世絵木版画は、京都を題材にした歌川広重「京都名所之内」シリーズ10作品。竹中は、本来の浮世絵作品のイメージをそこなわず同色のグラデーションや淡い色彩などモダンシックな色調のシリーズ作品にアレンジしました。
龍馬通に面したテラス席もあり、”京路地ぶらぶらブラッセリー”をテーマにした宿泊者以外の方にも気軽に楽しめるレストランです。お立ち寄りの際には、ぜひ、竹笹堂 竹中健司が手掛けた浮世絵作品もご覧ください。
制作概要
- 作品名
- 歌川広重「京都名所之内」 竹中健司オリジナルカラー版
- 依頼主
- クロスホテル京都 レストラン&バー「KIHARU Brasserie」
- 制作数
- 各1枚(10作品)
この記事を読んだ方におすすめの関連記事