木版印刷によるレコードジャケットが「Pentawards 2019」銀賞受賞

2019.9.13

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竹笹堂の木版印刷技術が世界的なパッケージデザイン賞で注目を浴びる

竹笹堂は、株式会社cosmos代表・内田喜基氏との共同制作にて、レコードジャケットのパッケージ「Rare Groove UY」を伝統木版画の技術で制作し、パッケージデザインに特化した世界で最も権威あるパッケージデザイン賞「Pentawards 2019」ENTERTAINMENT部門で銀賞を受賞しました。

これまでにも、内田喜基氏(アートディレクター/デザイナー)とは、伝統的な木版文化・商業印刷の可能性を広げ後世に伝えていくため、いくつかのプロジェクトで共同制作を行い、世界的なデザイン賞の一つ「D&AD AWARD」(英)で「IN BOOK」(銅賞)、そして世界三大広告賞の一つ「ONE SHOW DESIGN」でも「BRONZE PENCIL」(銅賞)を受賞してきました。

今回取り組んだ木版印刷によるレコードジャケットは、竹笹堂代表の竹中健司プロデュース、内田喜基氏によるアートディレクションとデザインにより誕生しました。
10種の感情を象徴的にデザインしたジャケットは、その感情のデザインを自由に組み合わせることで、自分だけのオリジナルレコードジャケットができるというコンセプトで、音楽を聴いて自分が感じる感情を版の組み合わせ次第で無数に表現することができます。
同じものを大量生産する機械印刷とは違い、職人が一枚ずつ手摺(す)りする伝統的な手法の木版画だからこそできる特別なパッケージに仕上がりました。

受賞概要

受賞名
Silver Pentaward 2019 -ENTERTAINMENT-
ペントアワード2019 エンターテイメント部門銀賞
受賞日
2019年9月12日(イギリス現地時間)
概要
ペントアワード(Pentawards)は、世界的に優れたパッケージデザインを表彰するため、2007年から毎年開催されているベルギーに運営本部がある賞。パッケージデザインにおける優秀な才能を認定することに特化した、世界で最初のコンペティション。
制作
Rare Groove UY CL/2019年
CD+PD:竹中健司(竹笹堂) AD+D:内田喜基(cosmos) D:並聡理+和田卓也(cosmos) Creative Team:野嶋一生+永井大規+藪下紘可(竹笹堂)

Pentaward webサイト


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