東京国立博物館特別展関連企画で孔雀明王像木版画を展示
仁和寺所蔵の国宝「孔雀明王像」複製木版画 最高峰の技を間近に見る
東京・大崎の光村グラフィック・ギャラリーで2月14日から3月10日まで開催される企画展で、弊社竹中清八が携わった「国宝 孔雀明王像」の世界最大級複製木版画が展示されます。
1月16日(火) から3月11日(日)まで東京国立博物館で開催中の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」 では、仁和寺の寺宝のほか、仁和寺を総本山とする御室派寺院が所蔵する名宝の数々が一堂に紹介されています。
この特別展のサテライト企画として、協賛企業の一社である光村印刷の光村グラフィック・ギャラリーで、「ちょこっと体感 仁和寺と御室派のみほとけ展 in 大崎」と題し、仁和寺の名宝の中から3点の複製を、見て、触って親しめる体験型の展覧会が開催されます。
日本最古の冊子である国宝「三十帖冊子」。仁和寺宸殿上段の間を飾る原在泉画伯による華やかな「桜花」襖絵の原寸サイズ複製画。そして、同社の創業者・光村利藻氏が明治37年に挑戦した、「孔雀明王像木版画」の平成版が展示されます。作品詳細はこちら
この平成版は1991年(平成三年)に弊社四代目摺師の竹中清八をはじめ、京都の木版画職人が不可能と言われた再摺りに挑み、畳一畳ほどの大きさの和紙に1400回もの摺りを施して世界最大・最多色の木版画といわれる作品が完成しました。
約90年の時を経て職人たちの技が結集した一大作品を間近で楽しめるこの機会に、ぜひ会場へ足をお運びください。
展覧会概要
- タイトル
- ちょこっと体感 仁和寺と御室派のみほとけ展 in 大崎
※東京国立博物館特別展「仁和寺と御室派のみほとけ―天平と真言密教の名宝―」サテライト企画 - 場所
- 光村印刷本社ビル内 光村グラフィック・ギャラリー(MGG)
- 会期
- 2018年2月14日(水)〜3月10日(土) 11時から19時まで
※毎週日曜休館 ※土曜は18時まで - 入場料
- 無料
- 主催
- 光村印刷株式会社
- 協力
- 真言宗御室派総本山仁和寺 / 読売新聞東京本社 / 株式会社修護 / 株式会社松鶴堂
東芝映像ソリューション株式会社
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