竹中健司出演番組が「坂田記念ジャーナリズム賞」を授賞

2016.3.24

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世界に霧散した木版画の再発掘に挑む 国境を越えた文化探求が報道賞受賞

竹中健司関西テレビ密着ドキュメント

竹笹堂代表竹中健司が進める世界木版画発掘プロジェクトに、関西テレビが1年以上に渡り密着したドキュメンタリー番組が報道賞を受賞しました。

プロジェクトの第一弾で竹中はフランスを訪れ、喜多川歌麿筆と伝えられる一枚の版木を通して、時代を越えて受け継がれる職人の仕事・わざに真摯に向き合いました。また京都では、現代の美人画浮世絵の制作のために表現を追求し、竹中の摺師としての姿が映し出されました。

全編通して精細な4Kカメラで収録が行われ、プロジェクトの現場や貴重な木版画とフランスの風景、そして京都の四季を脅威の映像表現でありありと伝えました。

このドキュメンタリー番組が、関西を軸に優秀な報道作品に贈られる「坂田記念ジャーナリズム賞」の国際交流に関する作品が対象となる第二部門で授賞し、3月23日に授賞式が行われました。
栄誉ある賞を授賞し、これからも世界をフィールドとして日本の木版画や版木を発見し、失われた技術を蘇らせることで木版技法の振興を図るべく、竹中をはじめ竹笹堂は精力的に活動してまいります。

序章となった映像を公開(2015年9月30日関西テレビ「ワンダー」内で放送)

坂田記念ジャーナリズム賞

1994年に創設された、関西を中心に優れた報道活動を認められた新聞記事・テレビ番組や製作者に授与される賞。
坂田勝郎(元毎日放送社長)の「報道を通じた関西の文化発展」という提言の元、坂田記念ジャーナリズム振興財団が設立され、社会に大きな影響を与えたスクープや企画を対象とした第1部門と、国際的な交流を題材にした報道を対象とした第2部門で賞が贈られる。坂田記念ジャーナリズム振興財団サイト

番組概要

番組名
「ザ・ドキュメント 京の摺師 -パリに渡った浮世絵-」
放送日
2015年12月12日(土)深夜25時35分〜26:30
放送局
関西テレビ

番組紹介ページ関西テレビ受賞発表


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