日韓国交正常化50周年「原州古版画文化祭」で伝統木版画を披露

2015.7.13

このエントリーをはてなブックマークに追加

木版画で国境を越えた文化交流 竹笹堂職人が魅せる日本の技

日韓国交正常化行事で木版画実演

今年2015年は、日本と韓国が国交正常化を果たした1965年から丁度50年を数える節目のとして、記念行事が多数開催されています。

公式事業の一環として、韓国の国立民俗博物館(ソウル)と古版画博物館(原州)で行われた「原州古版画文化祭」に竹笹堂が招待されました。

このイベントでは日韓木版画研究者による学術シンポジウムや、「日本古版画の世界」をテーマにした特別展、そして日韓両国木版画職人による木版画制作実演が行われました。

竹笹堂の木版画職人が、伝統木版画による浮世絵木版画作りを披露し、竹笹堂代表竹中健司の解説で、のべ1,000人を超える来場者に技法を紹介しました。

日本の伝統木版画の技を初めて目の前にした来場者たちは、道具の展示や実演の模様を熱心に見学し、材料の「にかわ」について質問するなど、木版画への興味が高いことが伺えました。
また、韓国メディアも訪れ、現地テレビ局のニュースや新聞でも報じられました。

催事概要

催事名
日韓国交正常化50周年記念公式行事 原州古版画文化祭
開催期間
2015年7月5日(日)~7月6日(月)(特別展は8月15日まで)
場所
国立民俗博物館(ソウル) / 古版画博物館(原州) ※ともに韓国

この記事を読んだ方におすすめの関連記事


ページ
上部へ