京の伝統産業わかば会の初めての展示販売会開催
京都で伝統の技を受け継ぐ若者たちによる新しいセンスとの融合作品が一同に
1200年の歴史を刻む京都で育まれてきた伝統産業を今に受け継ぐ若者たちを育成する「京の伝統産業わかば会」の会員14名が参加する展示会で、はじめて展示作品の販売会が行われます。
この催しで、竹笹堂摺師、そして木版工芸師として活躍する森愛鐘(あかね)による木版画作品も展示販売されます。
わかば会の若い作り手たちは、日々それぞれの工芸の世界で切磋琢磨し、技の伝承、さらなる追求に挑戦しています。
この作品展では、森が制作したオリジナルの木版画作品、散華をモチーフにしたメッセージカード、その他にも陶器、漆器、染織、木彫、三味線、提灯など各工芸の若手職人による作品が一同に会します。
深みある伝統工芸と現代のセンスとが融合した新しい京都の工芸の協演を是非ご覧ください。
展覧会概要
- 展覧会名
- 京の伝統産業わかば会の初めての展示販売会 和華波 ~The first step~
- 場所
- アートスペース余花庵
- 会期
- 2015年4月7日(火)~12日(日)
午前10時〜午後9時 - 入場料
- 無料
木版工芸師:森 愛鐘(あかね)
竹中木版摺師、竹笹堂木版画教室講師、木版工芸師。
竹笹堂入社時より摺師の才覚を現し、次々と技術を習得、木版業界の若き担い手として日々技術を研鑽する。現在は木版画教室の講師も兼任し、各地でワークショップや実演を行うなど、木版印刷技術の振興・流布に尽力する。
また、京都の様々な伝統工芸に携わる若手職人と交流を深め、木版印刷と京の伝統工芸を組み合わせた「木版工芸」を提案・制作する。
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