木版画と器のつながり「肥前吉田焼」と木版画のものづくり

2014.1.28

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浮世絵に描かれた暮らしの道具たちをカタチにする

肥前吉田焼の器と木版画

いまや世界中で人気の日本の浮世絵は、江戸時代に陶磁器の緩衝材や梱包材として輸出されることで海外に渡り、ゴッホやロートレックなど多くの芸術家に影響を与えました。

そして今、改めて「木版で包む器」ストーリーをもとにに新プロジェクトがスタートしました。

その第一弾は、佐賀県吉田地区で作られるつるりとした青みがかった白磁が特徴の「肥前吉田焼」を木版画で包みます。

全国的にも珍しい手彫りの水玉模様にこだわって器を作る寿千窯さんと、オリジナルの肥前吉田焼を生み出しました。

昔懐かしい水玉模様を木版画で培われた構図の妙で再構築し、出来上がった器を当時に習って木版画で包み、この器に描かれる水玉模様を木版画に仕上げました。

木版画と器作り、異なる工芸でひとつのデザインが共有され、また一つとなり世界へと発信されます。

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