デザイン提供 MOKUHAN スマートフォンケース
竹笹堂の木版画を風合いそのままにスマートフォンケースへ
木版画を原画にその風合いを活かしたデザインを様々なものに広げていく「MOKUHAN」シリーズからiPhone、GALXYに対応した「スマートフォンケース」が登場します。
印刷業界で新たな技術を次々と生み出す日本写真印刷株式会社が展開する「OneCover」。伝統のまち京都で生産する“MADE IN KYOTO”をコンセプトに、京都企業とのコラボレーション企画第一弾として竹笹堂の木版画デザインから8柄が選ばれました。
OneCoverの美精細表現
イラストだけでなく写真でも細密な描写でデザインを再現する日本写真印刷の技術。
iphone・GALAXY用で展開
iphone6機種・GALAXY2機種でデザインを制作。さらなるサイズ展開も可能に。
日々持ち歩くものだからこそ楽しさと温かみあるデザインを採用
スマートフォンケースの上に、木版画の特徴でもある優しい風合いを大切に再現しました。
竹笹堂ならではのかわいいモチーフとカラフルなデザインに、スマートフォンを使うたびに楽しく心がはずみます。
竹笹堂本店と竹笹堂オンラインショップでは、原田裕子が表紙装丁と挿絵を担当している、京都のお祭りや行事などの情報が掲載された人気のスケジュール帳「京都手帖2015」の表紙となった「白詰草」と「御所車(京都限定版)」のデザインを用いたスマートフォンケースを限定販売し、この2柄を含む全8柄からお好きなデザインをお選びいただけます。
iPhone5S「ねこ」
素朴なデザインもモダンアートとしてにケースにマッチする
木版画「ねこ」原画
彫刻刀で彫り出された線を一枚一枚手摺りして表現する
京都手帖コラボ柄
京都手帖2015から原田裕子デザインの表紙柄を限定販売
デザインの内容・提供の流れ
和紙を使った木版画ブックカバーや木版画作品の中からデザインを選択し、色合いや質感を忠実に再現しました。和紙に摺りあげられる木版画表現の色彩を、全く素材の異なるプラスチックへの印刷でいかに近づけることができるか注力しました。
また対応機種に合わせてサイズを数種展開。どのサイズでもデザインの魅力を損なわないよう細やかな調整を行いました。
- デザイン加工
- スマートフォンケースのサイズ感にあう木版画デザインを選定。原画を元に印刷用データを作成。(2ヶ月程度)
- サンプル作成
- 日本写真印刷 京都本社にて成形を行い、色を忠実に再現できるまで修正を行う。(2ヶ月程度)
- 製品化
- サイズ展開に合わせて再調整し、製品化。
竹笹堂デザインのスマートフォンケース一覧
※表示の機種はiPhone6用です。
製品概要
- 製品名
- 「OneCover」スマートフォンケース
- デザイン
- 原田裕子作 8種
「ねこ」「丹波」「白詰草」「御所車」「だるま」
「雪の日」「柚子模様」「マカロン」 - 小売価格
- 竹笹堂販売 3,200円(税抜き)
※iPhone 6plusのみ3,400円(税抜き) - 対応機種
- iPhone 6plus / 6 / 5S・5 / 5C / 4S
GALAXY S5 / S4 JP
※竹笹堂店頭ではiPhone6のみ販売。他サイズは受注販売。 - 仕様
- ポリカーボネート製 専用個包装入り
- 製造元
- 日本写真印刷株式会社
- 発売開始日
- 2014年12月5日 販売終了
OneCover
OneCoverは、複雑な3次元形状へ加飾を可能とする3D昇華転写技術と、画像入稿システムの組み合わせにより誕生した日本写真印刷株式会社の製品・サービス。
伝統のまち京都で生産する”MADE IN KYOTO”をコンセプトに、デザイン性の高いスマートフォンケースをオンラインストアにて販売。
昇華転写とは、フィルムに印刷されたインクを熱によって昇華させ、樹脂製品の表面に絵柄を転写する技術。非常になめらかな階調(グラデーション)表現が特徴で、細密な写真やイラストの美しい再現を可能にした。
日本写真印刷株式会社
1929年創業。京都に本社を置き、印刷技術を核に展開する多様な製品とサービスを通して社会に文化的・経済的な価値を提供する企業。伝統的な印刷にとどまらず、産業資材、ディバイスという事業分野においても、独自技術をベースにしたソリューションの提供により、市場ニーズに対応し、グローバル市場で存在感と評価を確立する。
京都手帖2015
光村推古書院株式会社発行の京都の情報を満載したスケジュール帳。
今年で9年目を迎える京都手帖は、2010年版より原田裕子が表紙と挿画のデザインをてがける。
作家紹介:木版師 原田裕子
原田裕子は、木版手摺匠「竹中木版」の五代目竹中健司に師事し、現当主竹中清八からも技術の手ほどきを受け、六代目を継承。
幼少の頃より木版画の才能を認められていた原田裕子は、活動拠点を鹿児島から京都に移し、平成14年大学在学中に竹中木版に弟子入り、職人の技を研鑽し習得していく。大学卒業後、竹笹堂で本格的に職人の技術を練磨し、数々の仕事に携わる。
習得した技術と師匠である竹中健司とともに、日本・世界へとワークショップ・デモンストレーション・レクチャーを実施し、木版技術の流布に努める。
多彩な才能と、職人の技術を持って、木版画作家としても開花し、竹笹堂木版アートステーショナリーの作品を制作。各メディアから大きく取り上げられ、木版の新しい分野を開拓している。またその制作風景の美しさから、数々のメディア媒体でも報じられている。