木版画制作 画家鶴田一郎氏描き下ろし美人画木版画シリーズ

妖艶な眼差しが魅力の美人画 鶴田一郎氏描き下ろし原画を木版画シリーズ化

現代美人画の第一人者として女性の美を描き続け、国内外で活躍する画家・グラフィックデザイナーの鶴田一郎氏と竹笹堂が出会い、伝統木版画で描かれる新たな美人画シリーズがスタートしました。

鶴田一郎美人画木版画

東洋と西洋のミューズ(女神)に対する美意識が融合されたかのような、独創的でスタイリッシュな作風で知られる鶴田一郎氏。大手化粧ブランドの顔となるイラストをはじめ、企業広告やポスター、そして自身の作家作品を数多く世に生み出し、現在は拠点を京都に置いて精力的に作品を描かれています。

竹笹堂を訪れた鶴田氏は伝統の彫摺技術と表現に触れ、鶴田氏が描く艶やかな美人画と伝統木版画、京版画を受け継ぐ竹笹堂の技が融合した「京都伝統木版画 美人画シリーズ」の制作が決定しました。

2016年10月、鶴田氏の画家活動40周年を記念した展覧会が、琳派発祥の地として知られる京都・鷹峯で開催され、新作やこれまでの作品とともにシリーズ第一弾となる『彩錦』が初公開されました。

鶴田氏を絵師に迎えて複数の作品が順次制作される予定で、全てこのシリーズのために描き下ろされた完全新作を原画に、竹笹堂の専門職人によって木版画に仕上げられます。次なる作品の発表にご期待ください。

伝統木版画による鶴田一郎氏新作美人画制作 絵師・彫師・摺師の技が光る

鶴田一郎氏デザイン風景

絵師としてスタジオで下絵を描く鶴田一郎氏。柔らかい曲線が重なって見返り美人が現れた。

繊細な表現を再現する摺り

丁寧な彫りによって女性をかたどる輪郭線が版木に浮かびあがり、鶴田氏の筆そのままに摺りあげる。

制作概要

作品名
京都伝統木版画 美人画シリーズ「Japan Beauty」 第一作「彩錦」他
作者
絵師 鶴田一郎氏 / 技術監修・彫師・摺師 竹笹堂
発表日
2016年10月14日「鶴田一郎 -鷹峯・琳派発祥の地への挑戦-」展で公開
仕様
手摺り木版画 / 8〜10度摺り / 39cm×27cm / 手漉き越前奉書紙
販売価格
120,000円(税別) ※シートのみ・別途額装可
限定数
100枚

竹笹堂 作品販売ページ

鶴田一郎

1954年、熊本県生まれ。グラフィックデザイナー、画家。写実的な作品を描いていく中で、淋派、仏教美術等、日本独自の美意識へと傾倒していった。1987年にはノエビア化粧品の広告に抜擢され、CMアートの先駆者として人気を博し、彼の作品の中の女性たちは多くの人々を魅了し続けている。

鶴田一郎氏webサイト


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