竹笹堂の木版画版木修復復刻事業を日経新聞が紹介
いにしえから続く木版印刷 伝統技術を現代に甦らせる修復事業を展開
竹笹堂が行う版木修復事業が日本経済新聞関西版3月6日付け夕刊「ここに技あり」コーナーで紹介されました。
仏教伝来より日本に広がった木版印刷技術は、様々な用途に発展して現在に伝えられています。長い歴史の中で生まれた版木たちは、保存環境の変化や劣化による損傷や、目的を失って廃棄されるなど、現在に残されるものは非常に少なく貴重な存在です。竹笹堂は木版印刷の専門家として版木を研究し、保存、使用、そして新たな発展を目指して、調査・修復・復刻事業を行っています。
これまで木版画作品だけでなく、寺社仏閣や美術館などに眠る版木の修復に数多く携わり、日本国内外に渡ってその技によって版木を蘇らせてきました。
日本の文化を守り伝える活動として日本経済新聞がこの事業に着目し、弊社代表竹中健司のインタビューとともに、江戸末期から明治中期の間に作られた、国宝投入堂を描いた古版木の摺り風景が掲載されました。
古い版木は時代の流れや文化を伝える貴重な語りべです。これからも研究を重ね、版木修復に尽力していきます。
掲載概要
- 掲載紙名
- 日本経済新聞関西版3月6日付け夕刊「ここに技あり」コーナー
- 掲載日
- 2017年3月6日(月)
- その他
- 日本経済新聞web版でも掲載
この記事を読んだ方におすすめの関連記事