失われた浮世絵技法・素材を解明する分析法を産学連携で開発

2016.1.7

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光を用いた非侵襲的な分析法によって希少な江戸時代の浮世絵を研究

貴重な浮世絵の色材研究法を開発

竹笹堂が研究機関とともに開発した、浮世絵木版画や版木を光計測・画像解析技術を駆使して科学的に分析する技術が論文として学会に発表されます。

日本の代表的な伝統芸術の一つである浮世絵木版画。竹笹堂は江戸時代当時の技術を探求しています。
2014年秋、浮世絵の制作手法や材料の再現による伝統技術を復元するため、光計測、情報処理、木版研究の専門家と、代々木版画の技法を受け継ぐ竹笹堂の職人との産学・文理融合型の研究チームを立ち上げました。

文献には残らない口伝継承の摺師の技術や経験から会得した視点をもとに、研究者との意見交換や実験用の試料制作などを担当しました。

貴重な史料である江戸時代木版画や版木にダメージを与えず、制作当時の状態を維持したまま絵具の素材や技法を読み取ることを可能にする画期的な本研究によって、浮世絵木版画の技術解明の飛躍的な進歩を期待します。

研究概要

研究名
浮世絵技法の復元的研究のための光計測・画像解析基盤技術の創出
参画者
南川丈夫(1,2), 永井大規(3), 金子貴昭(4), 谷口一徹(5), 赤間亮(6), 竹中健司(3)
1.徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部, 2.京都府立医科大学医学研究科, 3.有限会社竹笹堂,
4.立命館大学衣笠総合研究機構, 5.立命館大学理工学部, 6.立命館大学文学部
協力
立命館大学アート・リサーチセンター

研究詳細ページ


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