関連団体・協力研究機関一覧

木版画の継承・発展をともに支える専門集団
技術団体・研究機関・京の伝統工芸

竹笹堂は伝統ある技術である木版印刷、木版画、浮世絵、各種彫摺技術などを追求し、発展に寄与する組織・団体の一員として業界振興に努め、将来に渡る文化遺産として保護に努めます。また、教育機関や美術研究機関などと連携した文化財の研究や、伝統産業市場拡大のために産学連携による現代社会に適応したビジネスモデルを模索します。

文化庁選定「選定保存技術」保存団体 浮世絵木版画彫摺技術保存協会


京都支部会員彫師藤澤洋と摺師竹中健司による彫摺技術紹介映像

日本独自の文化である浮世絵木版画の保存・継承を目的とした団体。昭和53年に浮世絵木版画技術が「選定保存技術」に選定され、その保存団体として認定を受ける。現在東京事務局と京都支部を有し、複数の木版画職人や工房が所属する。
浮世絵木版画を中心に、彫り・摺りの専門技術研修会や作品鑑賞会の開催、協会に所属する若手職人を対象とした後継者育成プログラムの開設など、東西の交流を通じて浮世絵木版画の文化継承と発展に寄与する。

竹中木版は昭和53年に協会に加盟。竹中清八は前任の京都支部理事長であり、竹中健司は現協会理事を務める。また竹笹堂の職人も協会に所属し、研修プログラムを通して葛飾北斎、喜多川歌麿、菱川師宣など名浮世絵師たちの作品を手がけている。

選定保存技術
昭和50年の文化財保護法改正によって創設された選定制度。文部科学大臣が、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能で保存の措置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」として選定し、その技術を正しく体得している者を「保持者」、技術の保存のための事業を行う団体を「保存団体」として認定している。平成28年7月15日現在、選定保存技術の選定件数は全国で72件にのぼる。

京都木版画工芸組合

京都における木版印刷従事者で構成された団体。大正15年設立。現在竹中清八が理事長、竹中健司が副理事長を務める。
京都と業界の発展を念頭に置き、古い形にのみ固執することなく常に新しい題材の発表、興味深い作品の制作に力を注ぐ。組合員の類稀なる技術力と長年の功労を評され、「現代の名工」や「黄綬褒章受章者」を輩出する。平成13年には、1200年以上に渡り京都で培われてきた「京版画」の「京都府知事指定伝統工芸品」指定に貢献する。

また、木版と木版技術の普及、認知度の向上のため、組合主催の展示会や木版作品の販売及び体験教室を実施。行政との連携によって教育現場へ基礎技術の指導に赴くなど社会的活動にも尽力する。
さらに講演会、技術研修会の開催により若手育成と技術継承の場を設ける他、京都伝統産業において分野の垣根を越えて業界全体の活性化に努める。

竹中木版は昭和15年に同組合に加盟し、京都府・京都市で行われる伝統産業イベントのPRポスターの制作や、府内小学校で行われる木版画教室に講師として参加するなど、積極的に組合活動に携わる。

京都府知事指定伝統工芸品
京都を代表するブランドである伝統工芸品や伝統食品について、条例に基づく指定を行い、全国に向けて総合的な情報発信を行う。京版画は京都を代表する工芸品として「京もの指定工芸品」に分類され、京版画の得意とする胡粉摺・雲母摺等の技術は、京版画以外の伝統工芸・芸術とともに、京都の風土に合わせ発展してきた。

京の伝統産業わかば会

京都市伝統産業技術後継者育成制度を満了した京都の伝統産業に従事する若手職人によって構成される団体。現在竹笹堂摺師の森愛鐘が副会長を務める。
幅広い業種にわたる若手後継者の親睦と、異業種交流による伝統産業の振興を目的に、業種の垣根を越えた研究会や講習会、合同作品展など様々な活動を展開する。
これらの活動を通じて会員相互の親睦を図るとともに連携協力のもとに伝統技術の保存、発展に努めることを目的とする。

京都市伝統産業技術後継者育成制度
京都市内で伝統産業製品の製造に従事する若手後継者に育成資金を交付することによって、伝統産業における後継者の確保と養成を支援する。

京都老舗の会

「京の老舗表彰」受賞企業や京都府内にある大学などで構成される団体。平成24年設立。
産学公が連携し、老舗の経営哲学を研究するとともに、京都ならではの知恵の経営(事業を長く継続し、次世代に承継していく秘訣)の京都企業等への普及・浸透を図り、老舗の知恵の経営を国内外に広く世界に発信することにより、京都企業の信用力、ブランド力を強化する。

明治24年創業の竹中木版は、平成13年に「京の老舗表彰」を受賞。平成29年現在創業126年を迎える。

京の老舗表彰
昭和60年度に府庁が現在地に移設されて100周年を機に表彰制度を設置。京都府内において、同一業種で100年以上にわたり堅実に家業の理念を守り、伝統の技術や商法を継承し、他の模範となってきた企業を「京の老舗」として顕彰し、その長年の経営努力を報奨する。平成28年5月現在、累計1,886社(内、京都市外の企業554社)

同志社ビジネススクール(DBS) 伝統産業グローバル革新塾

2007年4月よりDBS村山裕三教授指揮のもと開講。
京友禅や西陣織、清水焼など、京都を代表する伝統産業に従事する若手経営者を対象にしたビジネス教育を通じて、歴史ある京都の伝統産業から「和」をベースとした文化ビジネスを生み出し、これを海外へと広げることにより、世界でもインパクトを持つ、新たなライフスタイルの提案をめざす。「伝統産業から文化ビジネスへ」の流れを、「革新塾」が先導する。

第一期生として六代目摺師原田裕子が受講し、異業種の経営者たちとともに新たな文化ビジネスについて研究する。2009年、革新塾主催によるフランス・パリでの合同展示会「京都の赤展”Rouge,Les Couleurs de Kyoto”」を成功に収める。2011年には清水寺にてエコノミスト浜矩子氏をゲストに迎え、「つたえる展」を開催する。5年の活動を経て、塾生たちは大きく躍進し、革新塾で培った知識と経営手腕について講演やパネルディスカッションが不定期に企画される。

立命館大学アート・リサーチセンター

1998年に立命館大学内に設立される。文部科学省学術フロンティア推進拠点、文部科学省オープン・リサーチ・センター整備拠点、文部科学省グローバルCOEプログラム拠点などに指定される。
人類が持つ文化を後世に伝えるために、有形・無形を問わず人間文化の所産を研究・分析し、記録・整理・保存・発信し、また、芸術創造の支援と芸術の普及、理解のための教育活動などにも力を入れる。

竹笹堂が参画する産学連携プロジェクト「浮世絵技法の復元的研究のための光計測・画像解析基盤技術の創出」において、立命館大学研究員を軸にプロジェクトチームを結成。同センターより協力を得る。


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